世界と日本の医療保険講座
日本の医療保険は、世界の中でどんな形なのか
病気やけがの医療の費用を、社会でどう支えるか。
その仕組みは国によって違います。
この講座は、医療を支える 3 つの型、社会保険の歩み、6 か国の仕組み、OECD の数字から、日本の医療保険の形を 5 章で確かめます。
解説の元は、厚生労働省の 2025 年 海外情勢報告、厚生労働白書、社会保障費用統計と、OECD の Health at a Glance 2025 です(2026 年 10 月 4 日に確認)。
海外情勢報告と Health at a Glance の公表に合わせて、年に 1 回更新します。
この講座の要点
どの国も 1 つの型だけでできているわけではありません(第 1 章)。韓国は第 4 章の数字の図の参考
- 医療の費用を社会で支える仕組みは、社会保険、税、民間保険が中心の 3 つの型に分けて説明されます。日本は社会保険の方式です。
- 同じ社会保険の国でも、保険者の形、窓口の負担、最初にどこにかかるかは国ごとに違います。
- OECD の数字では、日本は病床が多く、急性期の平均在院日数が長く、65 歳以上の割合が最も高い国です。数字は国ごとに年と定義が違います。
章の一覧
- 第1章 医療を支える 3 つの型 社会保険の方式、税の方式、民間保険が中心。6 か国の型と、日本の 5 つの社会保険の中の医療。
- 第2章 社会保険はどこから来たか 1883 年のドイツの疾病保険法から、ベヴァリッジ報告と NHS、日本の 1950 年の勧告と 1961 年の国民皆保険まで。
- 第3章 6 か国の仕組み だれが入るか、窓口でいくら払うか、財源、最初にどこにかかるか。日本、ドイツ、フランス、英国、スウェーデン、アメリカを同じ項目で。
- 第4章 数字で比べる 医療費、病床、平均在院日数、医師、受診の回数、65 歳以上の割合。OECD の数字と、定義の違い。
- 第5章 日本の仕組みの特徴 皆保険、フリーアクセス、現物給付、民間が中心の病院。数字に表れる特徴と、介護保険の 3 か国の比較。
道具
厚生労働省の資料と OECD の数字をもとに、病院ドック編集部がまとめました。
国や OECD が監修したものではありません。
国の仕組みは厚生労働省の 2025 年 海外情勢報告、数字は OECD の Health at a Glance 2025 によります。国ごとに数字の年と定義が違います(各図の注を参照)。国の優劣を示すものではありません。
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