腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術
出典: 各厚生局「施設基準の届出受理状況」基準日 2026年8月1日・公表ごと更新
届出の有無は病院の方針や地域の役割分担で決まるもので、取得の可否や診療の優劣を示すものではありません。
対象は病院(20床以上)で、診療所、歯科診療所、薬局の届出は含みません。
AI概要generated by AI
閉じる表示する
腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術とは?
帝王切開のあとに子宮の傷あとがくぼんで月経血がたまる状態(帝王切開瘢痕症候群)に対し、腹腔鏡でくぼみを切除し縫い直す手術の費用です。
主な要件
- 標榜科:産科または産婦人科を標榜している保険医療機関であること。麻酔科標榜医が配置されていること。
- 医師の配置:産科または産婦人科について5年以上の経験を有する常勤の医師が1名以上配置されていること。実施診療科において常勤の医師が2名以上配置されていること。
- 腹腔鏡手術の実績:その医療機関において腹腔鏡手術が年間20例以上実施されていること。腹腔鏡を用いる手術について十分な経験を有する医師が配置されていること。
患者さんにとってのメリット
- 月経のあとも続く出血や下腹部の痛みの改善が期待できます。
- 子宮の壁が厚くなることで、次の妊娠に向けた条件が整います。
- お腹を大きく開けずにすむため、痛みが少なく回復が早くなります。
費用の扱い
手術料として診療報酬から算定されます。算定された場合は、加入している公的医療保険の自己負担割合に応じた分が窓口でのお支払いに含まれます。
まとめ
腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術の要件は、産科・産婦人科5年以上の常勤医師と腹腔鏡手術年間20例以上です。この術式そのものの件数は定められていません。
取得要件
閉じる表示する
厚生労働省の通知にもとづく要件を AI が分かりやすく整理したものです。通知の原文もそのままご覧いただけます。
本基準は、「腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術」の施設基準です。
- 標榜産科又は産婦人科を標榜している保険医療機関であること。
- 人員産科又は産婦人科について5年以上の経験を有する常勤医師1名以上、腹腔鏡手術に十分な経験を有する医師、常勤医師2名以上、麻酔科標榜医を配置すること。
- 実績当該保険医療機関で腹腔鏡手術を年20例以上実施していること。
- 届出別添2の様式52及び様式87の43を用いること。
出典: 厚生労働省 通知(取得要件)。実際の届出可否は施設要件・人員配置等の確認が必要です。最終判断は担当部署で行ってください。
算定できる主な診療行為と点数1種類
閉じる表示する
この施設基準で算定できる診療行為は1種類です。
診療報酬の請求用のコード表は、患者の条件や算定の場面ごとに項目が分かれています。ここでは同じ診療行為の項目をまとめ、点数を幅で示しています。項目のある行を開くと、条件ごとの点数が見られます。
点数の幅には、特定妥結率、選定療養(入院期間が180日を超える場合)、同じ日の2科目の受診などの事務的な例外の項目を含めていません。算定には他の施設基準の届出や算定要件が必要な場合があります。
点数は国が定めた点数表の値(1点10円)で、病院ごとの請求額や患者の負担額ではありません。
実際の負担は、病院やご加入の保険の条件によって変わります。
手術1種類
-
腹腔鏡下子宮瘢痕部修復術 32,290点
出典: 診療報酬情報提供サービス(厚生労働省)(https://shinryohoshu.mhlw.go.jp/)「医科診療行為マスター」(2026年9月11日版)を加工して作成
届出の状況
対象の病院8,138院(全国・20床以上)での集計です。件数は事実として示しており、多い少ないの評価ではありません。
「この1年に算定を開始」は、診療報酬改定の施行日など全国のほとんどの病院がいっせいに届け出た日 (2026年4月1日、2026年6月1日)を除いた数です。
届出病院数の推移
各月末に厚生局の名簿に掲載されていた対象の病院数です(当サイトの取込結果。2025年1月から)。 名簿の更新や取込の都合で一時的に増減して見えることがあります。
数値を表で見る
| 月 | 病院数 |
|---|---|
| 2026年9月 | 375 |
| 2026年8月 | 375 |
| 2026年7月 | 374 |
| 2026年6月 | 374 |
| 2026年5月 | 374 |
| 2026年4月 | 338 |
| 2026年3月 | 345 |
| 2026年2月 | 345 |
| 2026年1月 | 342 |
| 2025年12月 | 340 |
| 2025年11月 | 340 |
| 2025年10月 | 340 |
| 2025年9月 | 340 |
| 2025年8月 | 338 |
| 2025年7月 | 336 |
| 2025年6月 | 336 |
| 2025年5月 | 334 |
| 2025年4月 | 332 |
| 2025年3月 | 331 |
| 2025年2月 | 329 |
| 2025年1月 | 328 |
都道府県別の届出病院数
| 都道府県 | 病院数 | 割合 |
|---|---|---|
| 東京都 | 46 | |
| 大阪府 | 36 | |
| 北海道 | 24 | |
| 神奈川県 | 24 | |
| 愛知県 | 23 | |
| 福岡県 | 19 | |
| 兵庫県 | 17 | |
| 千葉県 | 12 | |
| 静岡県 | 11 | |
| 京都府 | 11 | |
| 宮城県 | 9 | |
| 茨城県 | 8 | |
| 埼玉県 | 8 | |
| 岡山県 | 8 | |
| 新潟県 | 7 | |
| 広島県 | 7 | |
| 奈良県 | 6 | |
| 山口県 | 6 | |
| 群馬県 | 5 | |
| 石川県 | 5 | |
| 岐阜県 | 5 | |
| 三重県 | 5 | |
| 滋賀県 | 5 | |
| 長崎県 | 5 | |
| 沖縄県 | 5 | |
| 長野県 | 4 | |
| 和歌山県 | 4 | |
| 島根県 | 4 | |
| 徳島県 | 4 | |
| 香川県 | 4 | |
| 秋田県 | 3 | |
| 福島県 | 3 | |
| 福井県 | 3 | |
| 愛媛県 | 3 | |
| 熊本県 | 3 | |
| 鹿児島県 | 3 | |
| 青森県 | 2 | |
| 山形県 | 2 | |
| 栃木県 | 2 | |
| 山梨県 | 2 | |
| 鳥取県 | 2 | |
| 高知県 | 2 | |
| 佐賀県 | 2 | |
| 大分県 | 2 | |
| 宮崎県 | 2 | |
| 岩手県 | 1 | |
| 富山県 | 1 |
届出している病院
| 病院 | 所在地 | 病床数 | 区分 | 算定開始 |
|---|---|---|---|---|
| 九州大学病院 | 福岡県福岡市東区馬出3丁目1-1 | 1,242 | 2022年4月1日 | |
| 聖マリア病院 | 福岡県久留米市津福本町422 | 1,097 | 2022年4月1日 | |
| 久留米大学病院 | 福岡県久留米市旭町67番地 | 1,018 | 2022年4月1日 | |
| 株式会社 麻生 飯塚病院 | 福岡県飯塚市芳雄町3-83 | 1,006 | 2022年4月1日 | |
| 福岡大学病院 | 福岡県福岡市城南区七隈七丁目45番1号 | 771 | 2022年4月1日 | |
| 産業医科大学病院 | 福岡県北九州市八幡西区医生ヶ丘1番1号 | 664 | 2022年4月1日 | |
| 医療法人徳洲会 福岡徳洲会病院 | 福岡県春日市須玖北4―5 | 602 | 2022年4月1日 | |
| 独立行政法人 地域医療機能推進機構 九州病院 | 福岡県北九州市八幡西区岸の浦1ー8ー1 | 575 | 2022年4月1日 | |
| 北九州市立医療センター | 福岡県北九州市小倉北区馬借二丁目1番1号 | 522 | 2023年5月1日 | |
| 医療法人社団高邦会 高木病院 | 福岡県大川市大字酒見141番地11 | 506 | 2022年12月1日 | |
| 国家公務員共済組合連合会浜の町病院 | 福岡県福岡市中央区長浜3-3-1 | 468 | 2022年4月1日 | |
| 独立行政法人労働者健康安全機構九州労災病院 | 福岡県北九州市小倉南区曽根北町1番1号 | 450 | 2022年4月1日 | |
| 健和会大手町病院 | 福岡県北九州市小倉北区大手町13番1号 | 449 | 2022年4月1日 | |
| 福岡県済生会福岡総合病院 | 福岡県福岡市中央区天神1丁目3番46号 | 369 | 2022年4月1日 | |
| 大牟田市立病院 | 福岡県大牟田市宝坂町2丁目19-1 | 320 | 2024年6月1日 | |
| 公立八女総合病院 | 福岡県八女市高塚540番地2 | 300 | 2022年4月1日 | |
| 福岡山王病院 | 福岡県福岡市早良区百道浜3丁目6番45号 | 199 | 2022年4月1日 | |
| 独立行政法人地域医療機能推進機構 久留米総合病院 | 福岡県久留米市櫛原町21番地 | 175 | 2026年4月1日 | |
| 産業医科大学若松病院 | 福岡県北九州市若松区浜町1丁目17ー1 | 150 | 2022年6月1日 |
掲載内容に誤りがある場合は訂正受付窓口からお知らせください。