病院ドック 施設基準
特掲診療料

植込型除細動器移植術(経静脈リードを用いるもの、皮下植込型リードを用いるもの又は胸骨下植込型リードを用いるもの)、植込型除細動器交換術(その他のもの)及び経静脈電極抜去術

略称 除静 施設基準の届出(対象の病院7,948院で集計)
469
届出病院数
5.9%
対象の病院に占める割合
6
この1年に算定を開始
  • 主な点数心臓ペースメーカー指導管理料 31,870点(ほか6種類)
  • 令和6年度の算定全国で約3万回
  • 届出病院数の推移2025年1月 436院 → 2026年11月 469院(+33)

出典: 各厚生局「施設基準の届出受理状況」基準日 2026年9月1日・公表ごと更新

届出の有無は病院の方針や地域の役割分担で決まるもので、取得の可否や診療の優劣を示すものではありません。
対象は病院(20床以上)で、診療所、歯科診療所、薬局の届出は含みません。

AI概要generated by AI

閉じる表示する

植込型除細動器移植術(経静脈リード等を用いるもの)とは?

命に関わる不整脈に対して自動で電気ショックを与える装置を、経静脈リード・皮下植込型リード・胸骨下植込型リードを用いて植え込む手術(交換術や経静脈電極抜去術を含む)の費用です。

主な要件
  • 標榜科:循環器内科および心臓血管外科を標榜している病院であること(心筋リードの場合は小児循環器内科でも可)。
  • 電気生理学的検査:心臓電気生理学的検査を年間50例以上実施しており、このうち5例以上は心室性頻拍性不整脈症例に対するものであること。
  • 手術の実績:開心術または冠動脈・大動脈バイパス移植術を合わせて年間30例以上実施しており、かつペースメーカー移植術を年間10例以上実施していること。
  • 医師の配置:常勤の循環器内科および心臓血管外科の医師がそれぞれ2名以上配置されており、そのうち2名以上は所定の研修を修了していること。
  • 院内で常時実施できる検査:この手術を行うために必要な血液学的検査、生化学的検査、画像診断が、院内で常時実施できるよう必要な機器を備えていること。
患者さんにとってのメリット
  • 胸を開かずに植え込めるため、体への負担が少なくてすみます。
  • 皮下や胸骨下にリードを置く方法なら、血管や心臓の中にリードを入れずにすみます。
  • 心室性頻拍性不整脈の治療実績がある施設で受けられます。
費用の扱い

手術料として診療報酬から算定されます。算定された場合は、加入している公的医療保険の自己負担割合に応じた分が窓口でのお支払いに含まれます。

まとめ

経静脈リード等の場合は、心臓電気生理学的検査年間50例以上(うち5例以上が心室性頻拍性不整脈)が要件です。心筋リードの場合に求められるカンファレンスの規定はありません。

※ この説明はAIによる自動生成を含みます(2026年8月11日 生成)。正確性は要確認。

取得要件

閉じる表示する

厚生労働省の通知にもとづく要件を AI が分かりやすく整理したものです。通知の原文もそのままご覧いただけます。

取得要件
第 67 通知 保医発0305第8号

本基準は、植込型除細動器移植術、植込型除細動器交換術及び経静脈電極抜去術の施設基準です。

取得の主な条件
  • 施設循環器内科又は小児循環器内科及び心臓血管外科を標榜する病院であること。
  • 実績心臓電気生理学的検査等を年間50例以上(うち5例以上は致死性不整脈等)、開心術等を年間30例以上、ペースメーカー移植術を年間10例以上(心筋電極は3年間に3例以上)実施すること。
  • 人員常勤の循環器内科等及び心臓血管外科の医師をそれぞれ2名以上配置し、うち2名以上は所定の研修を修了していること。
  • 体制血液学的・生化学的検査、画像診断を常時実施可能とし、治療方針決定のカンファレンスを開催すること。
  • 届出別添2の様式52・様式62を用いること。

出典: 厚生労働省 通知(取得要件)。実際の届出可否は施設要件・人員配置等の確認が必要です。最終判断は担当部署で行ってください。

算定できる主な診療行為と点数7種類

閉じる表示する

この施設基準で算定できる診療行為は7種類です(医学管理等 1種類、検査 1種類、手術 5種類)。

診療報酬の請求用のコード表は、患者の条件や算定の場面ごとに項目が分かれています。ここでは同じ診療行為の項目をまとめ、点数を幅で示しています。項目のある行を開くと、条件ごとの点数が見られます。
点数の幅には、特定妥結率、選定療養(入院期間が180日を超える場合)、同じ日の2科目の受診などの事務的な例外の項目を含めていません。算定には他の施設基準の届出や算定要件が必要な場合があります。

点数は国が定めた点数表の値(1点10円)で、病院ごとの請求額や患者の負担額ではありません。
実際の負担は、病院やご加入の保険の条件によって変わります。

「令和6年度」の回数は、NDBオープンデータの全国の算定回数です(下の「令和6年度の算定の状況」と同じ出典)。令和8年度改定で新しくなった項目には回数がありません。

医学管理等1種類

  • 心臓ペースメーカー指導管理料 B001 令和6年度 全国2,937回 31,870点

検査1種類

  • 植込型心電図検査 D210 令和6年度 全国10,209回 90点

手術5種類

  • 植込型心電図記録計移植術 K597 令和6年度 全国5,945回 1,260点
  • 植込型心電図記録計摘出術 K597 令和6年度 全国2,213回 840点
  • 植込型除細動器移植術 3項目 K599 令和6年度 全国4,434回 24,310〜31,510点
    植込型除細動器移植術(皮下植込型リード)24,310点
    植込型除細動器移植術(経静脈リード)31,510点
    植込型除細動器移植術(胸骨下植込型リード)24,310点
  • 経静脈電極抜去術 2項目 K599 令和6年度 全国960回 22,210〜28,600点
    経静脈電極抜去術(レーザーシースを用いる)28,600点
    経静脈電極抜去術(レーザーシースを用いない)22,210点
  • 植込型除細動器交換術 K599 令和6年度 全国3,214回 7,200点

出典: 診療報酬情報提供サービス(厚生労働省)(https://shinryohoshu.mhlw.go.jp/)「医科診療行為マスター」(2026年10月13日版)を加工して作成

届出の状況

対象の病院7,948院(全国・20床以上)での集計です。件数は事実として示しており、多い少ないの評価ではありません。

469
届け出ている病院
5.9%
対象の病院に占める割合
6
この1年に算定を開始

「この1年に算定を開始」は、診療報酬改定の施行日など全国のほとんどの病院がいっせいに届け出た日 (2026年4月1日、2026年6月1日)を除いた数です。

届出病院数の推移

各月末に厚生局の名簿に掲載されていた対象の病院数です(当サイトの取込結果。2025年1月から)。 名簿の更新や取込の都合で一時的に増減して見えることがあります。

0 100 200 300 400 500 2025年1月 4月 7月 10月 2026年1月 4月 7月 10月 2025年1月 436院 2025年2月 439院 2025年3月 438院 2025年4月 439院 2025年5月 440院 2025年6月 439院 2025年7月 439院 2025年8月 438院 2025年9月 438院 2025年10月 438院 2025年11月 438院 2025年12月 438院 2026年1月 439院 2026年2月 442院 2026年3月 443院 2026年4月 433院 2026年5月 469院 2026年6月 469院 2026年7月 469院 2026年8月 469院 2026年9月 469院 2026年10月 469院 2026年11月 469院 469院
数値を表で見る
月病院数
2026年11月469
2026年10月469
2026年9月469
2026年8月469
2026年7月469
2026年6月469
2026年5月469
2026年4月433
2026年3月443
2026年2月442
2026年1月439
2025年12月438
2025年11月438
2025年10月438
2025年9月438
2025年8月438
2025年7月439
2025年6月439
2025年5月440
2025年4月439
2025年3月438
2025年2月439
2025年1月436

都道府県別の届出病院数

令和6年度の算定の状況

令和6年度(2024年4月〜2025年3月)に、この施設基準で算定できる診療行為は、全国で約3万回算定されました。

約3万回
全国の算定回数
525
届出医療機関(令和6年度末)
約16回
1施設あたり(目安)

都道府県別の算定回数

都道府県 算定回数 人口10万人あたり 届出医療機関 1施設あたり(目安)
北海道 1,841回 36.5回 31 約16回
青森県 348回以上 29.3回以上 5 約15回以上
岩手県 173回以上 15.0回以上 4 約10回以上
宮城県 546回以上 24.5回以上 10 約20回以上
秋田県 133回以上 14.7回以上 4 約14回以上
山形県 191回以上 18.9回以上 3 約21回以上
福島県 218回以上 12.3回以上 5 約20回以上
茨城県 681回以上 23.9回以上 8 約25回以上
栃木県 201回以上 10.6回以上 5 約18回以上
群馬県 481回以上 25.2回以上 7 約19回以上

算定回数は診療報酬の請求(レセプト)で算定された回数で、患者数ではありません。入院料などは入院の日数で数えます。
医療機関の所在地の都道府県で集計しています。10回未満の値は公表されていないため「10回未満」と書き、それを含む合計には「以上」を付けています。
届出医療機関は、2025年3月31日に有効だった届出を、診療所を含めて数えたものです。人口10万人あたりは2025年1月1日現在の人口で計算しています。
ほかの施設基準でも算定できる診療行為の回数を含みます。
1施設あたりは、この施設基準でしか算定できない診療行為の回数を届出医療機関の数で割った目安で、個々の病院の回数ではありません。

出典: NDBオープンデータ(厚生労働省)第11回(診療年月 2024年4月〜2025年3月)を加工して作成(公表ページ)/各厚生局「施設基準の届出受理状況」/総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数調査」

届出している病院

全国 469院中 1〜50件目
病床数の多い順に表示しています(病床数が不明の病院は末尾)
病院所在地病床数区分算定開始
藤田医科大学病院 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 1,376 1996年10月1日
九州大学病院 福岡県福岡市東区馬出3丁目1-1 1,242 1996年11月1日
東京大学医学部附属病院 東京都文京区本郷7-3-1 1,218 2012年4月1日
獨協医科大学病院 栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880 1,195 1998年8月1日
公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 岡山県倉敷市美和1-1-1 1,172 2013年9月1日
東北大学病院 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1 1,144 2017年7月1日
川崎医科大学附属病院 岡山県倉敷市松島577番地 1,138 2004年7月1日
自治医科大学附属病院 栃木県下野市薬師寺3311-1 1,132 2012年4月1日
京都大学医学部附属病院 京都府京都市左京区聖護院川原町54 1,131 2012年4月1日
東京女子医科大学病院 東京都新宿区河田町8番1号 1,128 2016年3月1日
北里大学病院 神奈川県相模原市南区北里1丁目15番1号 1,125 2016年2月1日
聖マリア病院 福岡県久留米市津福本町422 1,097 2003年2月1日
一般財団法人太田綜合病院附属太田西ノ内病院 福島県郡山市西ノ内二丁目5番20号 1,086 2005年6月1日
大阪大学医学部附属病院 大阪府吹田市山田丘2-15 1,086 2013年12月1日
名古屋大学医学部附属病院 愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65番地 1,076 1998年12月1日
東京慈恵会医科大学附属病院 東京都港区西新橋3-19-18 1,075 2013年10月1日
大阪市立総合医療センター 大阪府大阪市都島区都島本通2丁目13番22号 1,063 2014年10月1日
埼玉医科大学総合医療センター 埼玉県川越市鴨田1981 1,057 2017年1月1日
杏林大学医学部付属病院 東京都三鷹市新川6-20-2 1,055 2013年2月1日
京都府立医科大学附属病院 京都府京都市上京区河原町通広小路上る梶井町465 1,055 2008年4月1日
順天堂大学医学部附属順天堂医院 東京都文京区本郷3-1-3 1,051 2014年3月1日
久留米大学病院 福岡県久留米市旭町67番地 1,018 1996年6月1日
学校法人帝京大学 帝京大学医学部附属病院 東京都板橋区加賀2-11-1 1,014 2017年1月1日
株式会社 麻生 飯塚病院 福岡県飯塚市芳雄町3-83 1,006 2012年4月1日
公立大学法人 奈良県立医科大学附属病院 奈良県橿原市四条町840 992 2013年9月1日
学校法人日本大学 日本大学医学部附属板橋病院 東京都板橋区大谷口上町30-1 990 2016年11月1日
総合病院国保旭中央病院 千葉県旭市イ1326 989 2016年4月1日
大阪公立大学医学部附属病院 大阪府大阪市阿倍野区旭町1-5-7 965 2006年4月1日
兵庫医科大学病院 兵庫県西宮市武庫川町1番1号 963 2007年4月1日
聖マリアンナ医科大学病院 神奈川県川崎市宮前区菅生2丁目16-1 955 1996年7月1日
岩手医科大学附属病院 岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号 950 2019年9月21日
慶應義塾大学病院 東京都新宿区信濃町35 950 2013年3月1日
神戸大学医学部附属病院 兵庫県神戸市中央区楠町7丁目5番2号 934 2007年4月1日
獨協医科大学埼玉医療センター 埼玉県越谷市南越谷2丁目1-50 928 2014年11月1日
社会福祉法人聖隷福祉事業団総合病院聖隷三方原病院 静岡県浜松市中央区三方原町3453 928 2024年8月1日
東邦大学医療センター大森病院 東京都大田区大森西6-11-1 910 2013年4月1日
医療法人鉄蕉会 亀田総合病院 千葉県鴨川市東町929 907 2012年4月1日
東京医科大学病院 東京都新宿区西新宿6-7-1 904 2019年7月1日
愛知医科大学病院 愛知県長久手市岩作雁又1番地1 900 2003年2月1日
北海道大学病院 北海道札幌市北区北14条西5丁目 894 2017年7月1日
大阪医科薬科大学病院 大阪府高槻市大学町2番7号 894 1998年5月1日
日本医科大学付属病院 東京都文京区千駄木1-1-5 877 2014年7月1日
地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター 大阪府大阪市住吉区万代東3-1-56 865 2012年4月1日
熊本大学病院 熊本県熊本市中央区本荘1丁目1番1号 845 2015年3月1日
札幌医科大学附属病院 北海道札幌市中央区南1条西16丁目291番地 844 2007年4月1日
国立大学法人金沢大学附属病院 石川県金沢市宝町13番1号 830 1998年10月1日
新潟大学医歯学総合病院 新潟県新潟市中央区旭町通1番町754番地 827 1996年11月1日
愛媛県立中央病院 愛媛県松山市春日町83 827 2003年8月1日
大阪赤十字病院 大阪府大阪市天王寺区筆ケ崎町5-30 826 2004年4月1日
国家公務員共済組合連合会 虎の門病院 東京都港区虎ノ門2-2-2 819 2013年6月1日

掲載内容に誤りがある場合は訂正受付窓口からお知らせください。