移植用部分肝採取術(生体)(腹腔鏡によるもの)
出典: 各厚生局「施設基準の届出受理状況」基準日 2026年8月1日・公表ごと更新
届出の有無は病院の方針や地域の役割分担で決まるもので、取得の可否や診療の優劣を示すものではありません。
対象は病院(20床以上)で、診療所、歯科診療所、薬局の届出は含みません。
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移植用部分肝採取術(生体)(腹腔鏡によるもの)とは?
生体肝移植で、提供する方(ドナー)から肝臓の一部を腹腔鏡で採取する手術の費用です。提供する方の負担を減らすために行われます。
主な要件
- 術者の実績:移植用部分肝採取術(生体)と生体部分肝移植術、または移植用肝採取術(死体)と同種死体肝移植術を術者として合計10例以上実施した者であって、腹腔鏡下肝切除を術者として50例以上実施した経験を有する医師が配置されていること。
- 標榜科と医師:外科、消化器外科または小児外科および麻酔科を標榜しており、これらの診療科において常勤の医師が3名以上配置され、そのうち1名以上がその診療科について5年以上の経験を有していること。
- 病理と緊急手術:病理部門が設置され病理医が配置されていること。緊急手術が可能な体制を有していること。
- 治療方針の検討:腹腔鏡を用いる手術について、関連学会から示されているガイドライン等を踏まえ、手術適応等の治療方針についての検討を適切に実施すること。手術を実施する患者さんについて、関連学会と連携のうえ手術適応等の治療方針の決定および術後の管理等を行っていること。
- 他の届出:生体部分肝移植術の施設基準に適合しているものとして届け出ていること。
患者さんにとってのメリット
- 提供する方の傷が小さくなり、痛みが軽く社会復帰も早くなります。
- 術者は肝移植の関連手術を10例以上、腹腔鏡下肝切除を50例以上経験しています。
- 移植を受ける側の手術も同じ施設で行われます。
費用の扱い
手術料として診療報酬から算定されます。算定された場合は、加入している公的医療保険の自己負担割合に応じた分が窓口でのお支払いに含まれます。
まとめ
この手術の要件は、腹腔鏡下肝切除を術者として50例以上という、この案件でも特に多い件数です。健康な提供者にメスを入れるため、高い技量が求められています。
取得要件
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厚生労働省の通知にもとづく要件を AI が分かりやすく整理したものです。通知の原文もそのままご覧いただけます。
本基準は、移植用部分肝採取術(生体)(腹腔鏡によるもの)に関する施設基準です。
- 治療方針関連学会のガイドライン等を踏まえ手術適応等を適切に検討すること。
- 人員移植関連手術を合計10例以上かつ腹腔鏡下肝切除を術者として50例以上経験した医師を配置。外科・消化器外科又は小児外科及び麻酔科を標榜し、当該科に常勤医師3名以上(うち1名は5年以上経験)を配置。
- 体制病理部門・病理医を配置、緊急手術が可能な体制を有し、生体部分肝移植術の施設基準に適合し届け出ていること。
- 届出別添2の様式87の38及び様式52を用いること。
出典: 厚生労働省 通知(取得要件)。実際の届出可否は施設要件・人員配置等の確認が必要です。最終判断は担当部署で行ってください。
算定できる主な診療行為と点数1種類
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この施設基準で算定できる診療行為は1種類です。
診療報酬の請求用のコード表は、患者の条件や算定の場面ごとに項目が分かれています。ここでは同じ診療行為の項目をまとめ、点数を幅で示しています。項目のある行を開くと、条件ごとの点数が見られます。
点数の幅には、特定妥結率、選定療養(入院期間が180日を超える場合)、同じ日の2科目の受診などの事務的な例外の項目を含めていません。算定には他の施設基準の届出や算定要件が必要な場合があります。
点数は国が定めた点数表の値(1点10円)で、病院ごとの請求額や患者の負担額ではありません。
実際の負担は、病院やご加入の保険の条件によって変わります。
手術1種類
-
移植用部分肝採取術 105,000点
出典: 診療報酬情報提供サービス(厚生労働省)(https://shinryohoshu.mhlw.go.jp/)「医科診療行為マスター」(2026年9月11日版)を加工して作成
届出の状況
対象の病院8,138院(全国・20床以上)での集計です。件数は事実として示しており、多い少ないの評価ではありません。
「この1年に算定を開始」は、診療報酬改定の施行日など全国のほとんどの病院がいっせいに届け出た日 (2026年4月1日、2026年6月1日)を除いた数です。
届出病院数の推移
各月末に厚生局の名簿に掲載されていた対象の病院数です(当サイトの取込結果。2025年1月から)。 名簿の更新や取込の都合で一時的に増減して見えることがあります。
数値を表で見る
| 月 | 病院数 |
|---|---|
| 2026年9月 | 18 |
| 2026年8月 | 18 |
| 2026年7月 | 18 |
| 2026年6月 | 18 |
| 2026年5月 | 18 |
| 2026年4月 | 15 |
| 2026年3月 | 17 |
| 2026年2月 | 17 |
| 2026年1月 | 17 |
| 2025年12月 | 17 |
| 2025年11月 | 17 |
| 2025年10月 | 17 |
| 2025年9月 | 17 |
| 2025年8月 | 17 |
| 2025年7月 | 16 |
| 2025年6月 | 16 |
| 2025年5月 | 16 |
| 2025年4月 | 16 |
| 2025年3月 | 16 |
| 2025年2月 | 16 |
| 2025年1月 | 16 |
都道府県別の届出病院数
届出している病院
| 病院 | 所在地 | 病床数 | 区分 | 算定開始 |
|---|---|---|---|---|
| 藤田医科大学病院 | 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98 | 1,376 | 2022年4月1日 | |
| 九州大学病院 | 福岡県福岡市東区馬出3丁目1-1 | 1,242 | 2022年4月1日 | |
| 東京大学医学部附属病院 | 東京都文京区本郷7-3-1 | 1,218 | 2026年4月1日 | |
| 東北大学病院 | 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1 | 1,144 | 2022年4月1日 | |
| 自治医科大学附属病院 | 栃木県下野市薬師寺3311-1 | 1,132 | 2022年4月1日 | |
| 京都大学医学部附属病院 | 京都府京都市左京区聖護院川原町54 | 1,131 | 2022年4月1日 | |
| 大阪大学医学部附属病院 | 大阪府吹田市山田丘2-15 | 1,086 | 2022年4月1日 | |
| 埼玉医科大学総合医療センター | 埼玉県川越市鴨田1981 | 1,057 | 2022年6月1日 | |
| 岩手医科大学附属病院 | 岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号 | 950 | 2022年4月1日 | |
| 慶應義塾大学病院 | 東京都新宿区信濃町35 | 950 | 2022年4月1日 | |
| 国立大学法人金沢大学附属病院 | 石川県金沢市宝町13番1号 | 830 | 2022年4月1日 | |
| 長崎大学病院 | 長崎県長崎市坂本1丁目7-1 | 776 | 2025年7月1日 | |
| 広島大学病院 | 広島県広島市南区霞1-2-3 | 742 | 2022年4月1日 | |
| 信州大学医学部附属病院 | 長野県松本市旭3丁目1-1 | 698 | 2022年4月1日 | |
| さいたま赤十字病院 | 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地5 | 638 | 2022年7月1日 | |
| 愛媛大学医学部附属病院 | 愛媛県東温市志津川454 | 637 | 2024年6月1日 | |
| 国際医療福祉大学成田病院 | 千葉県成田市畑ケ田852 | 624 | 2023年12月1日 | |
| 国立研究開発法人国立成育医療研究センター | 東京都世田谷区大蔵2-10-1 | 490 | 2022年4月1日 |
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